教育工学と英語教育

Wordの基本操作

  • Word上での画像処理、図の書式設定
  • ページレイアウト、行編集
  • スクリーンショットの取り方:ALT + PrintScreenで最前面ウインドウのみを指定できる。

PowerPointの基本操作

  • 背景画面・レイアウトの選択
  • 映像・音声の挿入

ULead DVD MovieWriterの基本操作

Sound it!の基本操作

  • CD音声は、Windows Media Playerから取り込む。
  • 音声のコピー、空白部分挿入、など、多彩な操作が可能。
  • リスニング問題作成などに活用。

1日5分で英語脳をつくる音読ドリル

  • デイビッド・A・セイン監修
マーキング
  • マーキングは目・耳以外に、手を使う方法。少しでも多くの器官を使いながら、ある単語を目印にして音読することで、英語の構文がより理解できるようになり、また集中力も高まります。
手順
  1. 何も考えずに、そのまま音読。
  2. 色のついた単語を○で囲みながら音読
  3. 色のついた単語に斜線を引きながら音読
  4. 色のついた単語に、今度は逆の方向から斜線を引きながら音読
  5. 色のついた単語を塗りつぶしながら音読
特色
  • 各英文につき、名詞、動詞、形容詞・副詞という3つの品詞に注目したバージョンを用意する。
  • 品詞を意識しながら、単語をマーキングすることにより、英語の構文をより理解しやすくなる。
コメント
  • 音読手法として紹介されているものを、リスニング教材として応用することを提案している。
  • 生徒の作業量を考えて、すべてを空欄にするのではなく、適切な量を考えてやることが大切。
  • 穴埋め形式は、生徒の意欲を高めるのに、有効である(食いつきがよい)。
  • 提示の順番は、名詞・形容詞→動詞の順番がよいのではないか?名詞・形容詞は聞き取りやすい。動詞は文の構造をつかむために特に重要。

お勧め音声教材あれこれ

英語教育におけるインターネット、ネットワークの活用

  • 神戸国際中・高等学校における実践
  • 中学入学時に生徒全員に富士通LOOKSを持たせる。
  • コンピュータ室には、インターネット端末だけを置くことで、より柔軟な部屋の活用が可能になる。机も可動式にしている。
  • 中高6年間で計画的に指導する。中学卒業時点で課題レポートをファイル形式で作成・提出させる。高校ではより高度なプレゼンテーションおよび実践的な情報収集をさせる。
  • テープの代わりにサーバーから生徒PCへの音声教材ダウンロードを試みている。
  • ネット上の音声教材の活用:VOA Special English
  • 海外研修の成果をOutlookを使ってプレゼンテーションさせる。
  • 問題点(1):既存の指導法とのすみわけ。効果の比較。:【例】単語学習ソフトvs.問題集
  • 問題点(2):設備・コスト:均一な指導が難しい。ノートPC利用のため、電源に制約がある。
  • 問題点(3):教員の指導方法と工夫。:教員指導レベルの向上、他教科とのバランス、既存の指導法とのバランスなど。
  • 参考・スクリプト付き音声教材の一覧

インターネットを利用したリスニング学習

映像教材の収集、授業での活用実践について − 小学校英語教育の実践

  • えいごリアン http://www.nhk.or.jp/eigorian3/eigorian3/top.html
    • 学習者向けの内容(ゲームやスクリプト)だけでなく、今日仕向けに授業の展開例や教案も利用できる。
  • インターネットTOSSランド http://www.tos-land.net/
    • 小学校英会話・国際理解のカテゴリーを利用。ゲーム集やカード集を授業に活用できる。ストーリーになっていないので、授業の中でも取り入れやすい。
  • 何度も聞いたり、確かめたりできるのが利点。
  • インターネットを用いた調べ学習の利点
    1. 検索語を次々と変えていくことで、幅広く、すばやく、背景知識を得ることができる。
    2. ゲームなどinteractiveに学習を深めることができる。
  • インターネットを用いた調べ学習の問題点
    1. 情報過多による消化不良に陥ること。
    2. 他の方法で調べることをなおざりにする傾向がある。

日常の英語Ⅰにおける音声教材活用実践例

  • 市立尼崎高校での実践
  • Gap-fillingとCloze testの使い分け:後者の方が、機械的に作る分、やさしい空所ができて、生徒の意欲が高まる利点がある。
  • CD音声と教師肉声の使い分け:教師の肉声はより柔軟に臨機応変に使える。
  • ディクテーション・シャドーイング・音読・空所補充などを使い、生徒に飽きさせることなく、本文を8〜9回聞かせ、5回音読させることができる。
  • シャドーイングの問題点:CDのスピードについていけない。リピート用のCDを使うと、間が空きすぎてしまう。
  • リスニング対策:Listening Essentials, Hyper listeningなどの教材、試験後にDVD映画を利用しての空所補充・ディクテーションなどを行っている。
  • 参考資料

教育機器を使った授業

  • ピンボケデジカメ写真を使って、ゲームWhat's this?を行う。
  • 生徒にデジカメを持たせて、撮影した写真について発表させる。
  • 生徒にデジカメを持たせることで、失敗を恐れずに写真をとることができる。記憶の保持にも役立つ。保護者との交流にも役立つ。
  • ポストイットを使って、相互評価。黄・青の二色を使って、黄色は『写真のことがはっきりわかる』などのプラス評価、青色は『こうすればよくなる』などの問題点・改善点を提案させる。

LL教室での実践例

  • 市立葺合高校国際科2年生の実践
  • 内容中心主義:英字新聞、ESLテキスト、衛星放送、ニュース、映画(英語字幕つき)、ネット情報など:教師の準備が大変なのが欠点
    • ベッカムに恋して Bend it like Beckham:「ベッカムのように(ボールを)曲げろ」。ベッカムのように、ここぞ、という時にボールを曲げて華麗に「ゴーォオオオオル!」そんなサッカー選手を夢見る18才のインド系イギリス人の女の子が主人公。彼女は、「女の子がサッカーなんてとんでもない!」という厳格な両親に隠れて密かにサッカーチームに入り、その才能を伸ばしていく。友達と同じ人を好きになって悩んだり、親に説得され、サッカーを諦めかけたりもしながら、女性として、そして人間として成長していく様子を描く。
  • ティーティーチング:20人×2に分けて行っている。
  • LL教室が3つある。稼働率90%以上。
  • スウェーデンの学校とのインターネットを通しての交流。
  • IS(国際問題研究):インターネットを活用したリサーチとプレゼンテーション。京都で行われる模擬国連への参加

CDを利用した授業 シャドーイング

Web Research Activities

  • 播磨南高校での実践
  • 学校設定科目『情報コミュニケーションⅠ・Ⅱ』
  • 情報収集源を、Yahoo! USA (KIDS)に限定することで、英語に触れさせる。
  • Web Research Activitiesの例:A famous person, A travel brochure, My favorite movie, テーマ設定および情報収集、さらにパワーポイントを使って発表させる。
  • 【テーマ例】Who is the important person in the world? 生徒の選択例:Diana, Hidding Guus, Vladimir Ilyich Lenin, John Lennonなど
  • 【課題】 既存の科目(リーディング・ライティング)との連携、プレゼン『後』のテーマ理解を深める活動。

eラーニング教材の作成と利用について

小学校英語活動の実践

  • 国際コミュニケーション科 5・6年生
  • パワーポイントを利用したマッチングゲーム。Nice to meet you.とWhere are you from?を繰り返しながら、同じカードを持った相手を探す。最後にペアで発表させる。映像+その国の言葉で挨拶させることで、視覚および活動に訴えている。
  • 問題点 教材作成が大変なので、保管は重要。視覚教材はラミネートで強化して再利用。PC保存して利用できるようにしておくと同時に、打ち出した資料としても保管しておく。

Excelを用いた学習評価への応用

3日間の成果発表から

Yesterday is history.
Tomorrow is a mystery,
And today,
Today is a gift.
That's why we call it the present.

From the Bulletin Board at the University of Waikato