リスニング Top-down, Bottom-up 5段階併用方式
教科書を利用したリスニング活動
1.英語の教科書を、その付属テープを使って聞かせる。
- 教科書の本文は見せない。
- 分量は1ページ程度をめやすに。
- 指示『これからテープを1回聴いてもらいます。はじめて聞くテープなので、よくわからないかもしれません。でも単語の1つ、2つぐらいは聞き取れるかもしれませんね。あるいは、それ以外にもわかることがあるかもしれない。わかったことは、どんなことでもよいから、テープを来たあとで発表してもらいます。聞いている間にメモをとってもらってもかまいません。』
- 全体を聞き取ろう、という意味では、Top-down方式
- 1つでも2つでも、という姿勢では、Bottom-up方式
2.単語穴うめ方式
- 虫食いプリントを作って、埋めさせる。空所は新出語以外で作る。
- 数回聞かせた後、正解を含む分を与える。
- 全部見終わったら教科書を閉じさせます。
3.ポイント質問提示
- Top-down方式。
- 内容についての問いかけをする。
- 質問に対して、聞き取りをさせる。
4.New Words, New Structures
- New wordsとNew structuresがあれば、簡単に解説します。この段階で文法も解釈もすべてカバーされたことになります。
5.答えとまとめ
- 3のポイント質問に対する答えを提示。
- 必要があれば、解説をつけくわえる。