SELHi 兵庫県立明石西高等学校の実践

定期考査

  • 定期考査では、筆記テストとは別の時間に、教科書本文のディクテーションのテストを毎回実施した。1学期中間考査では、書き取る語はすべて一語とし、同期末考査からは、錬臆する2、3、4語へと増やしていった。
  • 生徒が具体的な学習の指針を持って復習に取り組めるように、問題形式とその出題範囲をどんどん生徒に事前に知らせた。すると、生徒は当然ながら、試験に向けた具体的な勉強方法がわかるので熱心に取り組んだ。

シャドーイング

  1. 読めない単語・意味がわからない単語にアンダーライン→生徒に無条件に読み方を教える→みんなでリピートする→手をあげるようになる。
  2. コーラスリーディングで全員が読めることを確認
  3. 自分のベストで口を大きく開けて音読する(指3本入る程度に開けること)
  4. 発音に気をつけて、全部の音を落とさずに正確に読むことを目指す。
  5. できるだけ速く読む。発音はどうでもいいのでとにかく速く。→秒数を計っておいて、黒板に書く。
  6. シンクロ・リーディング(音声を聞きながらテープと同じタイミングで読む)
  7. マンブリング(小さな声でぶつぶつとつぶやくように行うシャドーイング
  8. プロソディ・シャドーイング(正確な音の復唱を目的として、そのプロソディックな要素:ストレス・リズム・イントネーション・ポーズなどに注意しながら正確に再現する)
  9. コンテンツ・シャドーイング(意味を把握しながら行うシャドーイング

発音指導

  1. まず日本語にない子音 f, v, th, r, lを集中的に指導すべき
  2. 子音の後に不要な母音を付け加えない。