今なら伸びる!英語学習法

7月12日 学年集会 原稿

はじめに

  • 前回の話 : 私の高校時代 継続が大事 6ヶ月くらいは辛抱を。
  • 今回の話 : 今しかできない話

『学生』として学んだこと

  1. 3年生(大学院) : 英語教育について研究
  2. 成果:経験的になんとなくわかっていたことが、理論や他の実践から、説明できるようになった。
    • バランス重視グループ ≧ 受験対策中心グループ
    • 大量音読グループ ≧ 通常授業グループ
  3. 修士論文 『どうやって生徒のやる気を出させるか?』
    • 立ったり、友達と一緒に作業したり、競争したり
    • 最終目標 『英語ができるようになるには、どうすればよいか?』

英語力がつかない、量的な理由

  • 教科書をペーパーバックに置き換えてみると・・・中学3年間で学ぶ量は20ページ 高校3年間でも60ページ。
  • 母国語話者になるには5000時間 外国語習得には600時間 日常会話程度なら120時間。日本の英語教育では750時間(105×3+145×3)を確保しているが、実際に英語にふれる時間は25〜100時間に過ぎない。

英語力がつかない、質的な理由

  • ただ聞いているだけではできるようにならない。
  • やさしい英会話ばかりでは、上達しない。
  • 難しすぎる入試問題ばかりでは、効果が上がらない。

迷信を打ち破れ

  • 5分でできる、見るだけで、聞くだけで・・・
  • 英語を浴びるように聞けば・・・
  • 塾、予備校、通信添削・・・

解決法

  1. フラスコと羽毛の話:何日続けたかが大切
  2. 学習サイクル 頭が『うにうに』→『わかった!』→『次の日に確認』
  3. 自分の弱さを認めよう:ペースメーカーとしての先生、友達
    • 『学生』である私も、先生なしに勉強することはできません。
  4. 身近な目標を立てよう!
    • 夏休み宿題に意味を持たせてください。
    • まずは9月の課題考査

英語夏季補習を受講する人へ

  • 今日、10時半から、昇降口でテキスト販売です。
  • 補習で扱うのは、Lesson 2, 5, 6, 7, 8, 10, 12です。
  • 7月21日には、Lesson 2を予習してきてください。
    1. できれば、テストを受けている感覚で、制限時間を守って、実力で解いてきてください。
    2. 難しすぎるようであれば、調べながらやってもかまいません。その場合は満点答案を目指して、じっくり取り組んでください。
    3. 簡単すぎる人は、目標時間を短縮してスピード感を大切にしながらやってみてください。
    4. さらに細かいやり方は、補習当日に説明します。